要  旨日本では、1990年前後から、生活空間、観光空間とまちづくりが連動しつつ発展をとげる地域が多くなってきた。小論が取り上げる奈良県奈良市のならまちが、まさにその地域の中の典型的な例である。89667

今まで、多くの日本各地の学者や組織などが、ならまちにおけるまちづくりについて研究を行ってきた。当地のまちづくり団体や住民も、実践的に生活空間と観光空間の融和に取り組んできた。

小論は、ならまちにおけるまちづくりと地域とのかかわりを中心に、生活空間と観光空間がどのように作られてきたのかについて研究を行う。特に、まちづくりによって生活空間と観光空間の融和、共存することを可能にした要因を見つけ、生活空間と観光空間の融和を着眼点にして、建設者ではなく、地元住民と観光客の視点からならまちにおけるまちづくりを見、まちづくりの良い点と不足を指摘し、新たな角度で、発展し続けられる個性豊かなまちづくりの方法を考え、微力ながら、日本、さらには中国の地域のまちづくりの一助になりたい。

キーワード:生活空間;観光空間;融和への取り組み;発展し続けられる空間の構築

生活空间与观光空间的融合——奈良町的街市建设

摘  要   在日本,从1990年左右开始,生活空间与观光空间与街市建设联动发展的地区逐渐增多。本论文选择的位于奈良县奈良市的奈良町,正是其中一个典型的例子。

至今为止,许多来自日本各地的学者和组织都对奈良町的街市建设进行了研究。当地的街市建设团体和居民也在实践中投入到了生活空间与观光空间的融合事业中。源Q于W优E尔A论S文R网wwW.yOueRw.com 原文+QQ75201,8766

本论以奈良町的街市建设与地区的关系为中心,对于生活空间和观光空间的建设历程进行研究。找出通过街市建设而使生活空间与观光空间的共存成为可能的原因,以生活空间和观光空间的融合为着眼点,从居民与游客的角度观察奈良町的街市建设,指出其优点与不足,从新的角度考虑有特色的可持续发展街市建设的方法,希望能为日本及中国的街市建设提供参考。

毕业论文关键词:生活空间;观光空间;融合措施;可持续发展空间的构筑

 

目  次

1。 はじめに 1

2。 研究の背景 3

2。1 ならまちの成り立ち 3

2。2ならまちの現況 4

3。ならまちの生活空間と観光空間及び両者の融和 5

3。1ならまちの生活空間と観光空間の多様な姿 5

3。1。1町家 5

3。1。2庚申信仰 6

3。1。3寺院、神社 7

3。1。4公共展示施設と私設博物館 7

3。1。5雑貨店、飲食店 7

3。2生活空間と観光空間の融和への取り組み 9

3。2。1まちづくりの担い手の取り組み 9

3。2。1。1行政の取り組み 9

3。2。1。2市民の取り組み 10

3。2。1。2。1奈良まちづくりセンターの発足

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