2.中日両国の素質教育の比較
2。1 素質教育の概要 来自优Y尔L论W文Q网wWw.YouERw.com 加QQ7520~18766
素質教育は20世紀80年代中期に中国で芽生え、90年代中期に正式に提出されたものである 。本質から見れば、素質教育は人間の理想的な素質を培うことである。詳しく説明すれば、第一、素質教育を通し、学生に心身を発展させ、発達的な知力や能力を培わせる。第二、知識を学ぶ活動や実践活動を通し、学生に人間の唯一無二のポテンシャリティをできる限り発揮させる。第四、豊富な社会活動を参加し、学生に社会生活の不可欠な礼儀、規則を学ばせ、高尚な人格を育成させる。第五、素質教育は文化素質の教育、心身素質の教育と道徳素質の教育も含める。
一言でいえば、素質教育は人間の発展と社会発展の需要に応じて、全面的に国民全体の素質を向上することを趣旨として、個性を尊重し、学生の創造精神や実践能力を育て、人格を育成することに目を向ける教育である。
素質教育は五つの特徴を持っている。
①主体性
素質教育の主体性は学生の主動地位を尊重し、ポテンシャリティを発揮させ、人間としての自主性や主動精神を強調するということである。学生は知識を受ける器ではなく、主動性があった生命体と見える。
②全体性
素質教育の全体性には二つの意味がある。一つは、素質教育の対象は学生全体であり、少数の優れた学生ではない。換言すれば、教育はエリート階層むけではなく、国民全体に奉仕する。もう一つは、素質教育は一人一人が健全な素質構造が形成できるという趣旨に目を向け、学生の各方面の能力を協調的に発展させる。そして、個人の総合能力を培わせる。
③個性化
素質教育は学生の全面的な発展を強調するが、学生は画一的なものではなく、それぞれの特徴こそ持っている。学生は生まれつきの差異を持ち、受けてくる環境の影響も違う。それらの差異によって、学生の個性が生まれる。 ➃基本性
素質教育の基本性は人間としての基本素質の育成を強調する。その基本性は三つの方面を含める。第一、心身の発展、終生発展のために、いい基礎を創る。第二、今後の深くて専門的な知識を学習するために、いい基礎を創る。第三、未来の就職活動のために、いい基礎を創る。一言でいえば、基本素質を踏まえて、学生に変わりがちな社会や挑戦に満ちた生活に直面する時の適応能力を培わせ、学習の方法を身に付ける。
⑤時代性
21世紀を生きる今、素質教育は現代文明の発展とより緊密に繋がるようになる。その故に、教育の内容、形式、方式などは時代の特徴を映し、社会の需要を満たしなければならない。換言すれば、素質教育を通して育てる人材はある時期の社会発展に奉仕しなければならない。
2。2 中国素質教育の発展
19世紀中後期、洋務運動で同文館の設置をはじめ、中国の近現代教育は極めて困難な状況で戦争、大などに影響されながら発展してきた。
20世紀80年代以後、改革開放によって経済が著しく成長し、世界競争を対処するために、中国は人材育成、多種多様な素質や能力を高めることを目指す教育を発展しなければならない。このほか、偏って試験の点数に目を向け、創造力を無視し、学生に大きな負担をもたらしたという受験教育の弊害もどんどん明るみに出た。このような状況で教育改革は人々及び政府機関の強い関心事になっている。