日本の場合には、教師と学習者にとって、「故郷」は外国語文学作品であることがわかる。学習の重点は中国の歴史や当時社会様子などを認識させることである。指導の重点は小説を中心にして、「作品から出発、作品に戻って解読」、「歴史の中の人間が生活に対するあるべき態度」に対する深い思考のことである。また、教師は学習者を引率して、「故郷」の内容から脱出し、社会の中で、人間としての生き方を考えさせる。こうすることで人間の生存状態に注目することになるのが明らかになる。人文的な角度と現実的な意義から見れば、中国と比べて、日本の方が優れていると思う。授業の設定で、教師は学習者の考え方や感じ方を重視することが明らかになる。学習者は思う存分に、言いたいことが言え、しかも「故郷」を読みながら、人生の生き方を考えるようになる。

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