3 調査結果と分析
本章では、日本語専攻大学生の日本語学習に関する意識調査の結果紹介、並びにその分析を行う。まずは、意識調査における各問に対する回答結果を整理する。
3。1 「日本語学習動機」について来*自-优=尔,论:文+网www.youerw.com
(図1)この質問は習得度に関係なしに学習者の日本語学習動機を反映している。小林(2008)は、日本語教育分野においては、これまで主に海外の学習者を対象として日本語学動機の特徴を明らかにする調査が行われてきたとしている。(縫部他,1995;成田,1998; 端野,2000;郭・大北,2001;李,2003;磐村,2004)。 その中て縫部他(1995)は、内発的・外発的動機づけという枠組みを用いて、日本語学習動機を考察している。本論文では選択肢として、「日本語に興味を持っている」といった内発的動機づけや、「日本文化に興味を持っている」、「他の学部に入りたかったが、色々な事情があった」、「親や先輩などの勧め」、「その他」という外発的動機づけの2種類、4項目を設定した。