2。2 複合動詞の定義
複合動詞の定義について、筆者は辞書を引いて調べった。
①二語の複合によってできた動詞。『大詞林』
②本来独立して用いられる単語が二つ結びついて出来上がった動詞。『広詞林』
③もともと単独でも使われる二つ以上の単語または語幹が結合して一語の動詞となったもの。『国語辞典』
以上の解釈によって、複合動詞は一つの動詞として文中に用いられることが分かる。そして、複合動詞の結合方式について規則があるから、つまり「単独で使う二つの動詞を一定の規則によって結合して一つ動詞としての意味·用法を持つもの」と思う。
注:この論文では、単独の動詞と他の要素は、単純語と呼ばれて、前後順位でそれぞれ単純語1と単純語2と呼ばれている。
2。3 複合動詞の分類
複合動詞は組立られる形態素によって四つの種類に分類できる。
① 動詞マス型+動詞 → 持ち上げる (89%)
② 動詞テ型+動詞 → 持って行く (3%)
③ 名詞+動詞 → 腰掛ける (6%)
④ 副詞/擬態語+動詞 → べとつく/いちゃつく(2%)
そして、筆者が『複合動詞資料集』によって、この四つの種類は総数に占める比率はそれぞれ89%、3%、6%、2%になっている。
3 複合動詞の基本的な特徴来*自-优=尔,论:文+网www.youerw.com
複合動詞の特徴は多くの研究者にいろいろの角度から研究したけど、筆者は「組立方式」「複合動詞の濁音化と音便現象」「複合動詞と単純語1・単純語2の間の意味関係」という三つの方面から複合動詞の基本的な特徴を説明したいと思う。