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3.3 自然環境との関連程度が違い 5
4.差異の起こる原因 6
4.1 合計特殊出生率の変化が違う 6
4.2 都市と農村の間に人口流動の状況が違う 6
5.研究の結論と啓示 7
5.1 結論をまとめる 7
5.2 啓示 8
6.終わり 9
参考文献 10
1.はじめに
日本は先進国として20世紀90年代すでに高齢化社会に入った。中国は1999年に高齢化社会を迎え、現在急速に発展している。発展途上国の中に初めて高齢化社会になる国であった。中日両国は経済発展や地理環境等様々な方面が違うので、高齢化も顕著な異同が存在する。しかも、高齢化人口は発展のスピ―ドが速く、地域間の不均衡が大きいうえに、都市と農村の格差も著しい。学界で中日の高齢化問題についての研究は豊かだ。研究領域も経済への影響、医療保険制度、介護制度などに集中した。比較できる分野がかなり多いので、内容も複雑になり、全部研究するのは大変だ。そのために、本稿では、先行研究を踏まえ、人口の地域分布をめぐって中日の高齢化の異同を研究した。
国内で人口高齢化の空間分布についての文献があまり多くない。人口高齢化の進んだ過程、特徴と成因などを研究する方面の中で少しだけ空間分布に触れる。李日邦 (1999)は人口高齢化の地域差異を研究した上で、東西地域の間に経済によって差異が大きいと発見した。姚静と李爽 (2000)はQ型の聚類分析を通して、中国の各地域の高齢化状況に範囲を分けた。その上に、差異や成因を分析した。于蜀、陳揚楽 (2000)は高齢人口の年齢集中率と地理集中率を基づいて、20世紀80から90年代まで中国高齢化の進んだ状況を考察した。高齢化水平の地域分布が著しい上に、多様性も存在するという結論を得た。分散および分解など区域差異を研究した方法を利用して、李秀麗と王良健 (2008)は中国高齢化水平の面で東、中、西及び省際の分布が均衡も取れなく、整体差異も拡大していると発見した。趙儒煜 (2012)は空間計量方法と空間誤差模型を利用して各地域の人口高齢化の空間分布にデ―タ分析を行った。以上は全部中国の専門家が研究した結果である。国際間の比較は欠くので、中国の国情に適する高齢化政策の制定に対して不利である。陳茗 (2001)は中日両国の統計資料を使い、中日の人口高齢化に地域差異を分析した。しかも、その差異を起こした原因を研究した。
本論文は、先行研究を踏まえ、中日高齢化の地域分布を研究する上に差異を比較するつもりだ。この研究を通して、日本との差異を発見し、中国の国情に適する合理的な政策を制定したい。しかも、高齢化問題の改善を促進する。
2.中日高齢化の地域分布の共通点
2.1地域差異が大きい
地域間の経済発展や産業結構など均衡が取れないことによって日本の高齢化は各地域での進展が違う。日本総務省「国勢調査」によって、2000年日本全国の高齢化率は17.4%となった。47個県の高齢化率を見ると、21%を超えたのは秋田、島根、山口、岩手、愛媛、高知、山形など15個県だけで、超高齢化社会となった。ほかの32個県は超高齢化社会の水準に至らなかった。しかし、2010年には、日本全国の高齢化率は23%となって、もう超高齢化社会に入った。まだ21%に至らない県はただ埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、滋賀と沖縄であった。残った40個地域は全部21%を越えて、秋田、島根は29%を超えたところになった。2000年から2010年まで日本の高齢化率はすべての都道府県で上昇し、進展のスピ―ドが違いので大きな差異を形成した。それによって、日本高齢化の発展は地域間に大きな差異がある。 日语论文中日老龄化的地域分布比较(2):http://www.youerw.com/yingyu/lunwen_42550.html