2012年に中国の学者孫暁梅は『人民教育』で「日本家庭学科课程的启示」という論文の中で、日本の家庭科の長所を紹介した。学生の衣食住と生活資源に科学的な管理を行うように、家庭生活の品質が引き上げるように、自己的な生活の方式を発見するように、同時に就業活動の準備を指導するように、日常生活における必要な技能を勉強する。これは家庭科の長所を体現した。文を通じて日本家庭科に対する著者の推崇が見られ、私も日本の家庭科というコースに対し、興を持つようになった。したがって、「学校教育における家庭科からの啓示」をテーマとして、日本の学校教育における家庭科のよい経験を探し、中国の学校教育への啓示を目的として、中国の学校教育が改善の必要がある所を言及したい。
第一章 日本の学校教育における家庭科の紹介
1.1学校教育における家庭科形成の背景
家庭科とは、小学校から高校まで学校で学生のDIY能力、セルフケア及び自立能力を育成するために開設された学科である。家庭科は、衣食住に関する実践的な活動を介して、子供が日常生活における必要な基本的なスキルを身に付け、家庭生活の理解を深め、家庭の一人として家庭に義務付ける生活態度を育成する科目であり、すなわち、学生は大人になって社会に入ってから、両親に頼らずに迅速に独立な生活に適応できるようにすることである。
19世紀末期のアメリカには現代に家庭科を生ずる。
1987年10月、日本閣議では「現在教育改革の具体的な戦略―教育改革実施概要に関する」の決定を作ったが、その後、中・小学校で家庭科という科目を開設、推進した。
1.2学校教育における家庭科の内容
日本の中・小学校で家庭科の科目を開設するのは、主に学生に衣食住と消費の生活資源に対し、科学的な管理を行うように教育し、家庭生活の品質が向上するように応援し、同時に生活の過ごし方を勉強し、職業の準備を指導するようにしている。
日本の家庭科の飲食文化授業は、主に学生に世界諸国における主食のタイプ、を認識したり、様々なの食品の栄養特徴を分析、紹介したり、また野菜を洗浄したり、食材を切ったり、様々な調料の使用をしたり、様々な鍋、磁器、漆器、ナイフ、食器を認識したり、食材の準備、炒めたり煮たり、盛り合わせ、食事のマナー、食器洗いなどなど調理の手順を知らせたりするように授業している。すべての学校でも栄養管理指導先生(大学生活科学部または家政学部の栄養専攻の卒業生が多い)を一名配置している。これらの専門指導先生は、、合理的あ栄養管理で、日本の噌汁だったり中国のチャーハンだったり、欧米のパンだったり、パスターだったり、学校料理のレシピを拘わって設計している。そして事前に週間のレシピを学生の手にお知らせし、家の冷蔵庫に貼り付け、学生の母もレシピの内容に応じて朝食と晩食を準備することができる。飲食文化授業で文明な食事マナーの常識も教えている。
服装授業の内容はより豊かで、衣服の選択、購買、組合わせ、洗濯、アイロンと収納などの知識、衣服のサイズとマーク、季節ごとの衣服、結婚式・葬儀・祭りなどの衣服及び衣服の保管、虫害防止や収納ケースの使用などなどがある。第5学年と第6学年の担任が約7割であり、家庭科を専門として学んだことのある回答者は 1 割程度にすぎなかった。一年間の家庭科の総授業時数は,第5学年,第6学年ともに大半が 51 ~60時間であり,学習指導要領で定められている授業時数(第5学年で 60 時間,第6学年で55時間)と一致していた。このうち,衣生 活領域の授業時数について,学年別および学習内容別にまとめたものを図 1 に示す。全体に第 5 学年 のほうが授業時数が多いことがわかる。「衣服の働き」「日常着の着方」および「日常着の手入れの必 要性」については,第 5 学年においては約 7 割が,第 6 学年においては約 6 割が全く履修しておらず, 小学校では履修しない場合が存在する可能性が示唆された。「製作」については,履修しないのはいずれの学年でも5割以下で、5時間以上履修するという回答が半分程度あった。
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