1。1 擬音語・擬態語の定義

『スーパー大辞林3。0』では、狭義の擬音語は「自然の音響や人間・動物などの音を直接的に言語音に模倣して写すのに対して、擬態語は、音響には直接関係のない事物の情態などを間接的に模倣し、象徴的に言語音に写したものである」と定義づけられている。

论文网本論文では擬音語・擬態語の判定基準は、浅鹤野子編瀬戸口律子訳『日语拟声词拟态词辞典』(1991)(以下、『辞典」と略す)と郭華江編『新日汉拟声拟态词词典』(2012)(以下、『詞典』と略す)に基づく。「好き勝手に取り扱ったり、方言や古語、流行語、または限定な場合でしか使われないのを除き、現代通用語として日常生活でごく自然に使用されているものである」(1991:2)。いわば、厳密な学術的立場ではなく、翻訳に役立てるかどうかを考慮に入れることもあるから、使用頻度に基づいた選考基準である。

一方、『辞典』の前書き、金田一春彦の『擬声語・擬態語概論』では、「擬音語・擬態語は和語、漢語と外来語になる」と記載されているが、本論文では主に和語と外来語を研究対象にし、「堂々(と)」「宛然(エンゼン)」などのような漢語は持ち越しにする。

1。2 原著と訳本の選考基準

本論文のデータ出典の立間祥介訳『駱駝のシャンツ』は、岩波書店出版の老舎作立間祥介訳『駱駝祥子』(2016)文庫本である。その訳本の最後に訳者が書いた解説には、次のような説明がある。

「訳者は以前、晨光出版公司本第三版つまり第一次改訂本を底本とする訳書(集英社『愛蔵版世界文学全集33』収録。一九七四年)を上梓したことがあるが、今回は初出誌および初版本(晨光出版公司一九五一年二月再版)により、前訳書の削除箇所を補い、かつ訳文に改訂を加えた。」(2016:407)

一方、原著の初出誌と初版を手に入れなかったので残念ながら諦めることにする。その代わりに、老舎が一九三六年九月十六日から一九三七年十月一日の一年間余りで書いた原稿を集めて出版したものである《老舍著骆驼祥子手稿》(人民文学出版社,2009)を代替案にしたい。

1。3 表示の説明

「がさっ(と)」、「がしっ(と)」などといった副詞用法の多いものに普通「と」が後付いたが、本論文では『辞典』の表示方法に継ぎ、「―(と)」の形で表示することにする。

例文の後にはページ数がついているが、訳文と原文のページ数は、それぞれ老舎作立間祥介訳『駱駝祥子』文庫本(岩波書店,2016)と《老舍著骆驼祥子手稿》(人民文学出版社,2009)を基準にする。したがって、出典のところにおいてそれぞれ『訳本』と『手稿』と略して表示する。

2。 先行研究と問題点

2。1 擬音語・擬態語についての先行研究文献综述

陳岩、高寧、杜海懐を始め、1980年代から日本語の擬音語・擬態語を中国語に訳すコツを考察する学者がぼつぼつ現れ、翻訳上の一般原則を検討してきた。

陳岩(1984)は主要原則として、以下の三点指摘していた。

①いかなる翻訳方法を使っても決して原文の意思伝達に損害してはいけない。

②見慣れない表現や自分で作った言葉を避け、いかなる品詞に訳しても、中国語らしい中国語がお勧めである。

③原文の意味をよく捉えてから――描写の側面、感情的違い、程度の差など――細部にわたって、こもった感情まで中国語に訳す。

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