本論は上記のようなに、日本の曲水宴に関する各種類の資料を積極的に活用しながら、曲水宴がどのような流れを通して受け入れられたのか、その変遷過程について明らかにしようと思う。また、日本の絵画、文学などに現れた曲水宴に関する材料をまとめ、中国と比べるといかなる相違点があるかについて検討して、その歴史的意義を考察したいと思う。