要旨中国と日本の社会状況はそれぞれ異なるが、両国おける少子化現象は同様に大きな社会問題になっている。2005年から、日本は人口減少時代へと突入している。中国では1979年に「一人っ子政策」を実施してきたが、2016年から全面的に見直している。中日両国とも社会制度の改革によって少子化現象を解消しなければならない。本論では中日両国少子化現象の原因等を研究することで、今後どのような対策を講じればいいか考える。46255
キーワード:少子化;中日比較;社会制度;改革
摘要虽然发达国家和发展中国家的社会状况有很大的区别,但是在中国和日本,少子化现象同样都成为了一个巨大的社会问题。从2005年起,日本进入了人口减少的时代。中国从2016年起对1979开始实施的计划生育政策进行全盘改革。中日两国都必须在社会制度上对缓解少子化现象做出改变。本论文在对中日两国少子化现象产生的原因等的研究的基础上,探讨今后应该采用怎样的对策来缓解少子化现象的不利影响。
毕业论文关键词:少子化;中日比较;社会制度;改革
目 次
はじめに1
第一章 中日少子化の現状2
1.1少子化現象の現状2
1.1.1日本の少子化の現状2
1.1.2中国の少子化の現状4
1.2少子化の原因4
1.2.1日本の少子化の原因4
1.2.2中国の少子化の原因5
第二章 中日少子化の影響5
2.1日中の共通点5
2.2日中の相違点6
2.3少子化特徴の比較7
第三章 中日の少子化対策9
3.1日本の政策9
3・2中国の政策9
3.3日本から学ぶべき点10
終わりに11
謝辞12
参考文献13
はじめに
少子化とは簡単に言えば出生数が減って、出生率のレベルが特に人口置換水準 以下にまで低いことであって、単なる低い出生率のことではない。子供の数が総人口の中で割合が低下することだ。
中国政府は2015年10月29日、1979年から実施してきた「一人っ子政策」の廃止を発表した。この政策が撤廃されれば、中国の夫婦に第二子の出産が認められるようになる。一人っ子政策は人口抑制の効果はあったが、30年以上続けたことで中国の少子化状況を加速させてしまった。
少子化現象は日本にとっても深刻な社会問題になっている。日本はアジアで一番早く少子高齢化社会に突入した国である。少子化問題の解消のため、日本政府は様々な対策を実施してきたが、いまだにはっきりとした効果は見られない。
日本の取ってきた対策は、中国の少子化問題の解消に役に立つのだろうか。中国は日本に比べて、経済レベルが低く、社会保障制度が未整備なため、日本の経験をそのまま模倣するには無理がある。しかし、多くの面で参考の価値があるのも事実である。本論では、中日両国のそれぞれの資料を調べ、データを整理し、その特徴を分析することで、少子化現象が両国に及ぼした影響を研究し、今後どのような対策を講じれば解消できるかを考察するものである。
第一章 中日少子化の現状
1.1少子化の現状
1.1.1日本の少子化の現状
日本の出生数、出生率の推移が減少傾向となっている。日本の年間の出生数は、第 1回ベビーブームには約 270万人、第 2回ベビーブームには約 210万人であったが、1975年に 200万人を割り込み、それ以降、毎年減少が続けた。1984年には 150万人を割り込み、1991年以降は増加と減少を繰り返すことになる。2013年の出生数は、102万 9,816人であり、2012年の 103万 7,231人より 7,415人減少した。合計特殊出生率 を見ると、第 1回ベビーブームには 4.3を超えていたが、1950年以降急速に低下している。そして、第 2回ベビーブームを含めて、大体 2.1の方で推移していたが、1975年に 2.0を下回ってから再び減少傾向となった。1989年にはそれ以来最低であった 1966年(丙午:ひのえうま)のデータを下回る 1.57を記録し、更に、2005年には過去最低である 1.26まで落ち込んでいる。2013年は、1.43と、近年上昇傾向が続いているものの、欧米諸国と比べるとなお低いレベルにとどまっている。
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