甘えに似たような形で発展された単語もたくさんある。例えば、「甘んずる」、「甘えったれ」、「甘えっ子」、「甘え坊」などである。それも社会の発展につれて甘え心理の一つの表現だと思われる。甘えの周辺の語彙もたくさんあるが、それは別の章節に論じる
2.4 甘えの性質
前が説明したように、「甘え」がどんどん発展されたあと、親にだけではなく、他人にも依頼の希望を含めるという言葉である。「甘えの構造」によると、「甘え心理は、周りの人に好意をもらって依頼できるようにしたいというような心理である」。それとともに、他人もそういう感じを求める。お互いに甘えを求める現象は相互協調性を示すのではないだろうか。
日本人はいつも話さなくても意が分かる、つまり、話を完全に話さなくてもいいという状態が好む。甘えの性質から見ると、それは非言語性だという、言い出さなくてもわかるという性質である。