1.2先行研究と新しい視点
中国で多くの日本語の句読点の用法についての論文があり、日中両国の句読点を比較する研究が多い。中国で韓曇明(2012)は『中国語と日本語の句読点の相違点に関する』という論文で中国語と日本語の句読点の相同点と異なる点を比較した。日本語初心者の作文を対象とする日中の句読点用法を比較したことである。張継文(2006)は『中日句読点の比較と通訳』という論文で、文学の通訳を通して、中国語と日本語の句読点を比較したことである。論文では中国語と日本語の句読点の形式や役割やニュアンスなどの方面から比較した。王軍彦(2005)は『日本語で文章を書こう』という本は15章に分け、作者は表記法や言葉や修辞法などの方面からどのように良い文章を作成するかという主題を説明した。その中、第一章の第三節(書くときの基本ルール)では「表記上の注意点」で句読点の詳しい用法を説明した。それに、豊かな例を挙げて、最後に、適度な練習がある。日本では愛宕・八郎康隆(1979)『国語における句読法の諸問題』の論文では「句読法の認識問題点」、「教科書の句読法の問題点」と「句読法の指導試案」という三つの方面で日本語教育で句読点の問題を述べた。ユニアルシーは『日本言語文学研究会論集』(2012年第8号)で『日本語条件表現に読点の打ち方――文学作品を例として』という調査報告があった。調査報告では、文学作品を10編選び、仮定条件「バ・ト・ナラ・たら」の読点使用を調査した。読点は「客観的な条件」のあとには使う傾向があり、「非客観的な条件表現」には読点が使わない傾向があるという結論を出した。
近来、日中対照言語学の発展に伴い、中国語と日本語の句読点の研究が繁盛している。でも、今までの研究に中国語と日本語の句読点の相同点と異なる点を比較した。それとも通訳の方面で比較した。研究方法は主に対比研究である。しかし、中国の日本語初心者(特別に在学の大学生)にとって、日本語の句読点の誤用を詳しくて研究することがなかったである。それで、私は日本語学部の四年生として、本校の日本語学部の一年生の句読点の誤用を研究したことにした。研究の方法はアンケート調査を採用して、調査の対象は本校の日本語学部の一年生の80人である。調査のデータを通して、誤用の状況と原因を分析して、日本語教育と独学の人にアドバイスを提供するという目的を果たす。今後、教科書や授業や学生自分で句読点にもっと注意したいと思う。源'自:优尔`!论~文'网www.youerw.com
2句読点の役目と種類と打ち方
2.1句読点の役目
日本語で文章を書き表すには、様々な句読点が重要な役割を果たす。句読点を用いることには
1.言葉の切れ続きを明示し、誤読・難読を防いで、内容の理解を助ける。
2.ある部分を他の部分と区別したり、目立たせたりする。
3.文字だけでは表せない、表現意図や音の表情を表示する。
2.2句読点の種類
句読点には様々なものがあるが、その主なものを紹介する。句点・読点・中点・かぎ・ダッシュ・感嘆符などである。
2.3常用な句読点の打ち方
2.3.1句点の打ち方
1.句点は、一つの文の終わりに打つことである。会話などの言い止しの形でも、その終わりに打つ。
2.「 」や( )の中の文でも文の終わりには句点をつけるのを原則とするが題名・書名・標語・詩・和歌・俳句・諺・格言など句読点をつかわない習慣のあるもの別。