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     2.1.2 奈良時代
    推古天皇の時、日本と朝鮮と中国大陸の文化交流は繁栄していて、日本は中国に来唐使節派遣した。唐王はその使節に接見して、大量の朝服を贈った。それと同時に、大量の中国の文化は日本にどっと入って、日本人のアパレルはこの時期にとても明らかに唐の服装をまねする傾向が現れた。一方、服装史で画期的意義があるのは「冠位十二階」という制度 が確立されることである。「冠位十二階」という制度は頭の冠の色によって服装の色を決める制度を定めるものである。植物染料と鉱物の染料の技術の発達に従って、服装の色も次第に豊かになった。紫色は深い色から浅い色になり、濃い色から薄い色になって微妙な変化があり、高尚で優雅、鮮やかで美しい審美の情趣があり、日本人のすべての色の中で最も神秘的で調和がある色だと感じられる。「冠位十二階」による、紫色は最高の地位を表す色である。その中の「紫の冠」 も「徳の冠」 と称される。装飾は金の色があり、「徳」を代表する。これは8世紀の平安時代に至るまで、紫色はずっと最高地位に立っていって、「色の王」 の美称も博した。王朝の貴族の最高の色は濃い紫で、第二三の官位は色が漸次に薄くなり、色の深さが違う浅紫になる。
     2.1.3平安時代
      平安時代、男女の服装は同じで、袖が寛大である。その優美で上品な服装は日本の独特な民族服装になった。この時代男子は「束帯」 で、女子は「十二単」を儀礼性的な正服と設置した。つまりいわゆる女性の正式服装「十二単」 と男性の正式服装「束帯」は平安時代の後期に形成された。その特徴は外が中国式の服装「唐衣」を着て、すその長い腰の部分に「裳裾」 を巻いて、唐風の貴族の服装に対してまた改造したものである。赤色は平安時代で贅沢な色で、赤色の顔料も貴重なものとするから、王朝の貴族達は赤色の服を争って使った。
    このような美意識をちゃんと表れたのは浮世絵である。浮世絵芸術の上で、流行っているのが赤い浮世絵である。現在の日本人の生活習慣の中で祝い事は赤白を使って、毎年の元旦の歌の試合を「紅白歌合戦」と称する。要するに、赤色は日本人の心の中に恐怖がある一面に、より多く人々に尊重した色である。和服の着方の固定に従って、色の組み合わせと質感も次第に重視され発展された。
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