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3.4.4原油価格の急落 ７
3.4.5需要不足、不良債権による平成の不況は長引いた ７
４.19世紀90年代前後の日本と現在中国の不動産発展の比較分析 ８
4.1類似点 ８
4.1.1不動産に対する過剰な投資 ８
4.1.2金融機構から過度のサポート ８
4.1.3不動産市場に存在する投機心と群集心理 ８
4.2相違点 ８
4.2.1段階的かつ小幅な人民元の値ながり ８
4.2.2中国政府から適当な引き締め金融政策 ９
4.2.3住宅ローン、土地、税収制度からの政策調整 ９
５.日本の教訓と今中国の反省 １１
5.1日本との比較 １１
5.2中国経済へのアドバイス １１
６.おわりに １３
参考文献 １４
１.はじめに
1978年中国改革以来、目覚しい経済発展を遂げたが、いろいろな問題もどんどん発生した。特にインターネットの普及と経済グローバル化の進展につれて、中国と世界各国の貿易も繁栄し、それはわが国にとって絶好な機会である一方リスクを増やすことでもある。問題を未然に防止する目に、外国の経験を見習う必要があると思う。人民元の切り上げ、不動産市場の過熱、株価市場の激しい変動などいずれにしても人々に前世紀日本バブル経済の情景を思わせる。
日本バブル経済を言うと、不動産市場のバブルを見過ごしてはいけない。その故に、本論文は不動産を中心に、マクロ国際金融環境、ミクロ主体国内人々群集心理に分かれて詳しく分析する。それから、現在中国の経済状態を見直し、バブル気の経済に直面し、両国の政府は別々にどのような措置を取ったかを比較し、それで今中国の経済に本当にバブルはあるかどうかあるいはバブルはもうすぐ崩壊するのかを検討したい。
本論文は、四章からなされる。第一章では不動産とバブル経済の理論、概念について説明する。第二章では、日本バブル経済発生の時代背景、影響そして原因を検討する。第三章では中国今はどの経済発展の階段にあるか、現在の経済状態と当時の日本バブル経済の共通点、相違点を検討した。第四章は古代から中国と日本の間で緊密的なつながりを述べ、散々痛い目に合われた日本バブル経済を教訓に、学べなければならないことを列挙した。
２.不動産とバブル経済について
2.1不動産に関する概念
本文のはじめにまず不動産について説明したい。日本語の不動産は中国語では房地産と書く。ですから、不動産は“房”、“地”、“産”に分かれて理解しやすいと思う。“房”と“地”は外観では違うが、二つとも不動産経済の物質要素である。“産”は一種類の権利関係で、即ち普通に言われる財産権と見られてもいいと思う。人間社会ではあらゆる経済活動は最終的にある程度の固定資産を生むと言われる。その固定財産は一定の権利関係或いは財政権関係と緊密に関わるから、財産関係を持たない不動産は真の不動産とは言えない。特別な商品として、不動産はほかの経済産物と比べると、いくつ明らかな区別がある。その区別は彼の特殊性とも言える。第一は恒久性。工業製品は比較的に水路、道路、航路で世界各地に輸送しやすい。それに対して、不動産は一度完成されたら、そのまま土地に定着し、移動できない。百歩譲って現代の科学技術で家の移動は可能だが、家の土地の移動は決して不可能である。