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    1.1 複合動詞について先行研究
    複合動詞の定義を述べる前にまず複合語の定義に触れてみよう。「日本語大辞典」(金田一春彦)には複合語を「もともと単独でも使われる単語や語幹が二つ以上結合して一語となったもの」と定義し、日本文法大辞典には「単語を構成上から共時的に見た場合独立した語が二つ以上結合して新たに一語としての意を持つに至ったもの」と定義した。「国語大辞典」には、「そして、その実質的形態素二つともが動詞であるか、或いは後部形態素が動詞であって、形成された複合語が一つの動詞としての文法的性質を持つものを複合動詞と呼ぶ。このように、複合動詞の定義は動詞を後部要素として、これに動詞、または他の品詞が複合してできた動詞。」と定義する。
    本稿はV+V型複合動詞というタイプを中心にV+こむを考察し、前項動詞と後項動詞がどうのように構成し、どうのような意があるかという問題を分析してみる。
    1993年には、影山が『文法と語構成』に生成文法の立場から「派生の過程の違い」に目を向け、複合動詞を語彙的複合動詞と統語的複合動詞に分類し、統語構造や基準から詳しく論じている。影山は生成文法の立場から「意論」の枠で複合動詞を分析し、「複合動詞の派生過程の違い」という点に注目し、日本語の複合動詞を「語彙的複合動詞」と「総語的複合動詞」に二分類をした。理解しにくいが、従来の研究と異なり、新た分類方法である。また、氏は性質によって動詞を「他動詞」「非能格動詞」「非対格動詞」に分けた。動詞の分類に基づき、語彙的複合動詞の組み合わせについて、「他動性調和の原則」を提出した。
    由本と松本は「他動性調和の原則」を批判し、より緩い原則、即ち「主語一致の原則」を提案した。「主語一致の原則」とは、二つの動詞、即ち、前項動詞と後項動詞の主語が同じでなければならない、という原則である。
    由本は影山の研究を批判的に継承し、語彙概念構造のレベルから日本語の複合動詞の可能な概念構造の合成タイプを論じている。由本は影山の分類に本地木、前項と後項の意関係によって、詳しく語彙的複合動詞を分類した。
    寺村の日本語のシンタクスと意では複合動詞が前項、後項の意が保持されているかどうかを根拠に、複合動詞を下記のように 4 種類に分類した。
      Ⅰ  自立語+自立語    呼び入れる、殴り殺す
    Ⅱ  自立語+付属語    降り始める、泣き出す
    Ⅲ  付属語+自立語    振り向く、引き返す
    Ⅳ  付属語+付属語    振り向く、引き返す
    自立語という単独で使われるときの意、文法的特徴が、複合体の中でも保持されているもの。付属語というのは単独の場合とは全く、あるいはかなり違っているものを指す。各部分が自立語の意を喪失し、一語として不可分離となる。
    1.2 複合動詞「V+こむ」について先行研究
    「V+こむ」の用法と意にもっとも詳しく言及されているのは姫野である。姫野の複合動詞の構造と意用法によると、「~こむ」の意・用法を大きく内部移動と程度進行の二つの意に分けて述べている。
    Ⅰ内部移動(主体或いは対象がある領域の中へ移動する)
     ①閉じた空間への移動             上がり込む、駆け込む  
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