中国人はあまり白色が好きではない。中国の伝統的な婚礼衣装は紅色であり、白は葬儀の色とされているめ、純白のウェディングドレスを不吉なものと忌み嫌う人もいる。中国人は葬儀を行うとき、死者の家族が着用している靴や服、そして帽子まですべて白いものである。文献综述
中国の伝統的な習慣に従うと、結婚するとき、新婦服装は赤い色だけではなく、新婚夫婦の住居のカーテン、テーブルクロスや風呂敷などもすべて赤い色でなければならない。しかし、白い服を忌み嫌うのである。漢民族は赤い色が太陽と火の象徴であるので、人々に幸福や喜びをもたらしてくれるというイメージを持っていると思っているからである。その反面に、白色は単調、窮屈などを象徴し、冥土の鬼を連想させやすいのである。
結婚式では、主役は新婚夫婦である。客として、あまり派手にならないようにドレスアップしよう。新婦がお色直しで赤色のチャイナドレスを着用することもあるので、客は赤のチャイナドレスを着ていくことは避けたほうが無難である。中国の場合、赤はメデタイ色ですが、結婚式では新婦の色。ダブった色は失礼である。そして、一般的に黒の服装は、葬儀で着用されるものであるため、黒の服は結婚式ではタブーである。中国で白いネクタイは葬式を連想させる。中国の葬式では白と黒の飾り物が並ぶ為、縁起が悪い色となる。