参考文献 14
1 はじめに
本論文を始めるきっかけは、ある日、筆者が教科書を勉強した時に、一連の複合動詞に会った。「取り付ける」、「繰り上げる」、「買い上げる」こういうような動詞である。
そして、私後で資料を調べって複合動詞が膨大な数を持っていることを知っていた。『例解国語辞書』には動詞の数は4,622で、その中の1,817が複合動詞で40%の割を占めることである。『複合動詞資料集』によると、複合動詞が7000語を上回る莫大な数を持ち、独自の文法の特徴、語彙の特徴、意味的特徴なども持っていることが分かる。従って、複合動詞についての研究は以前から絶えることはない。現在には多くの研究者がさまざまな角度から複合動詞の真象に迫ろうとしていた。なぜならば、それを探求する必要があると考えられるからである。 论文网
では、数の多い複合動詞がいったいどうやって発生してきただろうか。筆者はそれについて、日本語の言語背景、日本民族の美意識と複合動詞の便利さという三つの方面から探求した。この探求で、日本語科の学生にとって難しい複合動詞の勉強が少しでも楽になることができるようになりたいである。
2 複合動詞の概観
2。1 先行研究
複合動詞の研究は早くて20世紀50年代末から初めて、その時期はまだ複合動詞に具合的な統一の定義を与えていなかった。研究は大体複合動詞の沿革と古日本語の複合動詞の特徴を中心に行われていた。70年代になると、複合動詞についての研究は多くなって、大体に国語学、日本語学の角度から、現代複合動詞を対象に、構造と意味によって分類するという研究である。20世紀90年代になって、複合動詞の研究は多様化になって国語学と日本語学の他、対照語学には研究もを行いた。言語学の研究には影山太郎、松本曜、由本陽子が主な学者として、複合動詞の分類と単語の結合原理について新しい視点から説明した。
特に、影山太郎が提出した複合動詞の分類説は現在複合動詞分類の代表として多くの研究者に引用することとなっていた。簡単に紹介すると、影山太郎(1993)は単語と単語の結合方式で複合動詞を「語彙的複合動詞」と「統語的複合動詞」に分類した。後者は「話し始める」「働きすぎる」のような補充関係の複合動詞で、一つの単語がもう一つの単語の主語・目的語になることができる。例えば、「話し始める=話すことを始める」「働きすぎる=働くことがすぎる」のようなものである。前者はこういう特徴がいなくて、「奪い取る」「引き抜く」のような複合動詞である。文献综述
また、寺村秀夫は二つの単独の詞は複合動詞になると、自らの意味を保つかどうかによって、影山太郎よりもっと具合的に分類した。
① 自立語+自立語 → 呼び入れる、握りつぶす
② 自立語+付属語 → 呼びかける、言ってみる、べどつく
③ 付属語+自立語 → 振り向く、差し出す
④ 付属語+付属語 → 取り持つ、腰掛ける
自立語は複合した後自らの意味を保つ単独の詞ので、付属語は複合した後自らの意味を保たない単独の詞であることである。
筆者が本論文で探求しろうとおもうのは、新しい視点で、複合動詞の起源である。