1999年6月、「全面的に教育改革を深化し素質教育を進めるに関する決定」を発布した。素質教育の実施とは、党の教育方針を全面的に貫徹し、国民の素質を高めることを根本的な趣旨として、学生の創造精神と実践能力を育てることを重点として、「理想、道徳、文化、紀律があり」、徳智体美などが全面的に発展した社会主義建設者と後継者を培うことである 。それから、素質教育は全面的に展開し、大勢の人々に受けられた。论文网
2001年には「基礎教育改革と発展に関する決定」と「基礎教育改革要綱(試行)」を発布した。今回の改革は教育内容、教育目的、教育構造、カリキュラムの実施、教育評価、カリキュラムの管理など六つの重点に関わり、従来の最も重要な教育改革と見られる。
2016年9月、「中国の学生発展の核心素養」を発布した。核心素養を提出して初めて教育改革が「3。0時代」へ歩む 。核心素養は文化基礎、自主発展、社会参与という三つの分野に分け、総合表現は人文の層、科学精神、学び方の学習、健康生活、責任担当、実践創新という六つの素養を指す。具体的に言えば、国家承認など18個基本要点がある 。今回の核心素養の提出は素質教育の新しいページをめくることを意味する。
2。3 日本素質教育の発展
日本では明治維新時期から素質教育は芽生えた。しかし、その後およそ百年間軍国主義に影響された。第二次世界大戦後、日本はアメリカの要求で教育に関する問題を処理せざるを得ない。1947年から素質教育改革に関する政策を次々に発表した。それらの中で「教育基本法」は最も重要であり、法律で教育は人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたつとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならないという教育の発展傾向を描いた 。20世紀70代以後、受験教育の問題を矯正し、社会変化に慣れるとレベルの高い人材を育てるため、教育改革を行った。1986年、臨時教育審議会は第四次答申で 「ひろい心、すこやかな体、ゆたかな創造力」「自由・自律と公共の精神」「世界の中の日本人」の21世紀の教育目標を掲げた。1996年、中央教育審議会は「21世紀を展望した我が国の教育の在り方について」で生きる力という教育理念を提出し、更に個性や自立性を重視している。
2001年、「21世紀教育新生プラン」を発布し、日本教育の七つの重点戦略を説明する。わかる授業で基礎学力の向上を図り、多様な体験活動で心豊かな日本人を育み、楽しく安心できる学習環境を整備し、父母や地域に信頼される学校づくりを行い、教える『プロ』としての教師を育成し、世界水準の大学づくりを推進し、新世紀にふさわしい教育理念を確立して教育基盤を整備することを通じて日本教育の新生を目指している。
2013年、「21世紀型能力」を発布し、生きる力から三層構造を提出した。それは思考力を中核とし、それを支える基礎力と使い方を方法づける実践力によって構成する仕組みである。多くの努力によって、日本は先進国として、教育レベルが世界教育の先端に立っている。
3.中日両校の素質教育についての調査
3。1 杭州市三敦小学校の概況
三敦小学校は公立小学校であり、浙江省杭州市に位置し、1909年銭塘県三敦初等小学校として開校した。1997年三敦町第一小学校、第二小学校、第三小学校が合併し、杭州市三敦町中心小学校として創立された。2013年、杭州市三敦小学校と改名した。現在、85個班があり、4000名以上の学生と173名教師がいる。学生に最もふさわしい教育を提供し、積極的に均衡的で高い品質の小学校を作ることを目指している。